イングランド遠征紀~1日目マンチェスター~

上海で危うく乗り遅れそうになりながらなんとかマンチェスター空港に朝7時ごろに到着した続きです。

イングランドの試合のチケットはスペインに比べsold outばかりで本日のマンチェスターユナイテッドvsアーセナルも当然sold outでした。今回の旅では合計で5試合観戦しているのですが、そのうちレスターの1試合を除き全てticketbisというエージェントを通して手配しました。※前回ご紹介したviagogoも検討しましたがticketbisの方が安かったり、そもそも販売がなかったりしましたのでこちらを選定しております。

で、本日の予定は、こんな感じです。

AM7:00ごろ空港着→ホテルに行ってスーツケースを置く+ホテルに届いているチケットを入手→AM12時キックオフ→少し観光→ホテルチェックインして宿泊

まずは今日の宿泊先のweaste駅まで行く必要があり、空港から鉄道駅まで歩きました。イングランドびっくりするぐらい寒いです(;´Д`)

とりあえず切符どれ買えばいいのかわからずこの旅最初のExquse meタイムです。駅の人にこの駅名を自信なさげに発音すると全く聞き取ってもらえず、駅名をスペルで見せると、そんな駅知らないなという反応でちょっと待ってくれとどこかに行ってしまいました。戻ってきて鉄道+トラム(路面電車)の路線図をくれ、ここが君の目的地だからこう行くんだよと書き込んでもらえました。

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これ恐らくカラーで作ったやつを白黒コピーしたみたいで、鉄道とトラムのどっちの駅かむっちゃわかりにくい(笑)説明したくれた内容が、今いる一番下の真ん中にあるmanchester airportからmannchester piccadilliy駅まで行き、トラムのpiccadilly駅に乗り換えて左端のeccles行きに乗ればたどり着けるよという事でした。注意点としてPiccadilly Gardens駅で西行きと東行きがあるからeccles行きに乗るんだよとの事を矢印を書いて教えてくれたのですが、なぜか東行きはPiccadilly Gardensに矢印を書いて、西行きはSt peter’s sqに矢印を書き込まれ、両方の矢印をgardens駅に書き込んで分岐させないのかなと、いきなり外国人ならではの不思議な感覚に触れました。そこで切符も買うことができ、無事にその通りにトラムに乗り、トラムから宿泊地が見えたので迷わずにホテルに到着できました。※トラム内では無料wi-fiがありネット使い放題でした。

しかしここで今回一つめの問題です。

ホテルが開いてないΣ(・□・;)インターホンを押しても反応なし。。。

終わった”(-“”-)”

確かにホテルって14時以降チェックインとかが一般的だからフロントが朝いないこともあるわなと。しかしここであきらめると高いお金を払った今日の試合のチケット代が無駄になるので、諦めるわけにはいきません。とりあえず中に入ってみようと、外に出てくる宿泊者に便乗して入れ替わるようにホテル内に侵入することができました。そこからフロントを探してみるも見当たらず。うろうろしていると掃除のおばちゃんみたいな人を発見しましたので、その人に今日の宿泊予定の者で、スーツケースを預かってほしいのと事前に封筒が届いているはずなのでそれをゲットしたい旨を伝えると、どうやらそのおばちゃんはホテルの人ではなくホテルが手配した掃除会社の人のようで、荷物はこのへんに置いておけばいいんじゃないかと適当に言われ、封筒は自分の領域ではないかのように知らないの一点張りでした。で、こちらが把握してる情報として、ホテル側のムハンマドさんが封筒を受け取ったらしいのでムハンマドと連絡はとれないのか聞くと、ムハンマドは今日はいないし連絡先は知らないとのことです。

仕方なくスーツケースをその通りに置き、とりあえずフロントのデスクの前にいましたが、5分たっても誰も来ない。

今度こそ終わった・・・

しかし諦めるわけにはいきません。まさかなぁと思いながらフロントのデスクの裏側の棚を除いてみると扉の無いタイプの机だった為、ごそごそと物色してみるとなんと・・・

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あったぁ!

勝ちました!あぶねー( 一一)

中を見てみると注意書きのメモ1枚とダニエルスプーナーの年間パスカードが入っていました。

年間パスかっこいいな!注意書きをとりあえず読んでみると、タイトル3行から「注意して読んでね、これはあなたが出発する前の目的の情報で、スタジアムに持っていってはいけない」と始まり、なかなか悪いことしてるなとドキドキする冒頭でした。そこからの内容ざっくり説明すると、カードの裏に席の情報すべて書いてあるから会場スタッフに質問したりせずに席までたどり着けということ、スタジアムの入り方、抜き打ちチケット確認があった時の対応方法、試合後に返却用封筒に年間パスを入れてフロントに預けてほしいという内容が書いてありました。そして一番めんどくさかったのが返却用封筒にはこんなことが書いてありました。

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「封筒を受け取った時と、返した時(フロントに預けた時を指してる)にこの電話番号に電話してください。」

電話!?使えるの持ってないぞ😱

手段が思いつかなかったのでとりあえず封筒を受け取った時は無視しました。

【補足】

プレミアリーグのチケットは大きく3種類存在し、紙のチケット・年間パス・eチケットがあります。年間パスの1試合貸しは通常NGとされている為に、このような口裏合わせが存在します。ticketbisはまだ安い方でしたが、どの種類のチケットなのかが購入するまでわからないというデメリットがあります。紙のチケットもしくは年間パスの場合、結構な割合でイングランド国内のみ発送可能という風になっており、あらかじめ日本で手配しておいても基本ホテルでの受け取りになると思います。ちゃんとしたホテルならフロントは間違いなく朝からいてくれ、チケットも保管しといてくれると思いますが、僕が利用するような安いホテルだと、受取り拒否される場合もあるらしく、事前にホテル側にkeepしといてくれという旨の連絡を入れる必要があります。今回僕も全ホテルにメールにて事前連絡を入れています。ホテル予約は日本語サイトでもできますが、ホテルとのやりとりは英語で自分がやる必要があり初めて英語でのやり取りをしました。あんまり難しくないです。

本編に戻ります。そのままスタジアムのあるold trafford駅に向かいました。さぁ久しぶりに来ましたold trafford駅です!

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日本との時差が-9時間なのでちょっとしんどそうですね(笑)そしてここからスタジアム駅~スタジアム恒例の景色です。

10£にてその日の試合のチーム名が書かれたマッチデースカーフというのを怪しい人達が声出して売っています。※三枚目の写真の一番上みたいなのです。

これはどこのチームでも見られる光景で、日付入りのものなので試合後には半額の5£でたたき売りされ、ファイブポンドと叫んで売っているので、僕は「ファイパン」と呼んでいます。ファイパン達を無視してスタジアムへと向かう道、通称United roadを進んでいくとハンバーガーを食べながら赤いファッションの人達が見えてきました。

屋台のハンバーガー超おいしそうです。しかし、ホットドッグ買いました(笑)

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イングランドでは割とケチャップとかマスタードをあとで客に好きなだけつけさせるのが基本で、お店で買ったソースなしハンバーガーやらホットドッグを横の長机(ケチャップテーブルと勝手に呼んでます)で好きなだけつけるスタイルです。コーヒー用の砂糖とかミルクもケチャップテーブルにあることが多いです。

パンが超柔らかくて、たかが屋台なのにとても美味しいです。

徒歩5分ほどでスタジアムに到着すると正面にメガストア(グッズショップ)があります。

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試合までまだ2時間ぐらいあるので、まずはメガストアを物色です。

ちょっと大げさなのがメガストアに入るのにボディチェックがあります。※たかが物販だけの店で選手がいるわけでもないのにそんなことあんのかと思いますが、ここ以外でもチェルシーでは同じくボディチェック&カバンの中身チェックがあり、入店するだけなのに並ぶ必要がありました。

人多すぎですねΣ(・□・;)バーゲンでもないのにこれはすごいですね。メガストアはチームによって微妙に売ってるもののジャンルが異なり、ホーム&アウェイユニフォームやら靴やらボールやらスカーフやら帽子やら定番品もあるのですが、マンチェスターユナイテッドは雑貨の種類が一番多かったです。一番驚いたのはXBOXカバーですね。買う人いるんかなと思いましたが一応欲しいかたはURLからオンラインで購入可能です。

【オトク情報】

チームの公式HPから購入すると、いわゆる日本の大手のサッカーショップKAMOオンラインとかで買うより安く手に入るかもしれません。

 

 

半袖ユニ+イブラヒモビッチネーム入れで試してみると、

公式HP(United direct)※執筆当時の価格です

○半袖ユニフォーム7488円

○ネーム入れ(イブラヒモビッチ)1580円

○送料996円

合計10064円

KAMOオンライン

○半袖ユニフォーム10789円

○ネーム入れ(イブラヒモビッチ)4320円

○送料0円

合計15109円

けっこう値段差開きましたねΣ(・□・;)もちろん外貨なので、変動したり、到着遅いとかあるんでしょうけどね。あとはサイズ選びが難しいとかはあります。僕なんかは175cmなんですが、大人Sか子供Lでちょうどなので、子供Lが着れればそれだけで1000円ぐらい安くなったりします。やっぱり自分で調べて直接発注した方が安いですよね。

【本編】 

戻ります。メエガストアでは何も購入せずひとしきり見て回って、その後スタジアムをぐるっと回ってダニエルスプーナーのカードのturnstile(どうも入場ゲートのことらしい)を探しました。なんとか自力で見つけることができ、そこからsteward(スタッフのこと)に怪しまれないようにスムーズに入場する必要があり、少しドキドキしながらまずは荷物チェックです。自分のカバンが物がいっぱいだったので少し出したりしながら中を見せると、なんだこれはとセルカ棒を見ながら聞かれ、取り出してみせると、あっ、セルフィーかOKOKみたいな感じですんなり理解してくれました。そして無事荷物チェックを終え、次はゲートです。絶対人一人しか通れない細い道に入り、左手にカード差し込み口みたいなのがあり、カードのバーコード部分を読み取らせてOK出てから鉄の回転レバー(遊園地みたいなの)を回して入ります。ここでトラブルです。カードを差し込み口にあてがうと、通常ランプが緑色に光ってくれるのですが、光りません。で、前でチェックしてるstewardがおかしいなという顔でこちらに近づき、あぁ逆だよとひっくり返してあてがい、無事ゲートを通り抜けることができました。20数万円もする年間パス持ってる人がカードの向き間違うとかおかしいやろと自分の設定とのギャップに、心臓めっちゃドキドキしました。しかしとくに何もなく入場でき、あとはダニエルスプーナーの席まで行くだけです。とくに困難なく席までたどり着けました。

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席は真ん中ちょっと上ぐらいのshort sideでした。イングランドではゴール裏をshort side、横の方をlong sideという呼び方をします。まずは写真撮影です。どこの国でも同じでユニフォーム着てピッチをバックに写真撮るのが基本です。寒いので、ジャケット着てきて、写真の時だけ中のユニフォーム姿になる人が多かったです。

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試合前の練習ですが、キーパーが一番早く練習始めます。

おっアーセナルのチェフがいる!ケガ治ってからもずっとヘッドギアしてるから世界一遠くからすぐわかるキーパーですね!

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試合前にフォークみたいなので芝をさくさくしてる人達がいっぱいいます。これスペインでは見なかったです。何をチェックしてるんだろう。

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両チームの練習が開始され、ジャージですでにスタメンがわかるようになっています。マンチェスターユナイテッドだと白がスタメン、赤がベンチです。

ルーニーはベンチかぁ・・・ん?イブラヒモビッチどこにもいないΣ(・□・;)理由わかりませんがイブラヒモビッチはこの日ベンチにも入りませんでした。練習を終え、サクサク芝チェックも終わり、選手整列です。この頃にはスタジアムはいっぱいです。

試合が始まりました。やはりプレミアリーグは世界一激しいリーグということで、ボディコンタクトが半端ないです!ポグパの強さと独特のリズム感のドリブル、リンガードのスプリント回数とパスコースを作りまくっている様子、バレンシアの無尽蔵のスタミナと対人の強さが際立っていました!一方のアーセナルは今季のワーストゲームと言われるほどいつもの魅力的なパスサッカーはナリを潜めていました。結果は1対1のドローでしたが、途中で出てきたルーニーがちょっと調子良かったのが個人的に嬉しかったです!後は7年前に来た時に覚えたunited roadを一緒に歌えて良かったです!

ふぅー満足したなと、スタジアムを後にし、united roadを歩いてold traffordに戻る途中でこんな光景がありました。

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もちろん女性もいるにはいるのですが、まだまだ男ばっかりのスポーツですね(笑)

old trafford駅ではトラムに乗る人待ちの長蛇の列ができています。おそらく駅に到着してから45分ぐらい電車に乗るの待ちがあったと思います。ここはそんなに都会でもないので、最寄り駅がトラム1駅しかなく、試合後は普通にキャパオーバーですね。電車待ってる間寒くて死にそうでした”(-“”-)”

そこからいったんManchester piccadilly駅まで行き、明日のwindermere行きの電車のチケットを買いました。切符は鉄道駅のticketsと書いてあるところの窓口で、どこに行きたいか、片道か往復(single or return)か、数量、おおよその希望出発もしくは到着時間を伝えると購入できます。I want to go to windermere tomorrow morning,adult single one.あとはleave about nine AMとかを付け加えればだいたいOKです。この時間でいいか?みたいなことだけ聞かれ、OKと答えると後はクレジットカード差し込んでPIN入れて終了です。

ticketを無事買え、お腹が空いたのでPiccadilliy Gardens駅まで行ってByronというハンバーガーチェーンに行きました。よくわかりませんが看板メニューらしきclassicというのとビールを頼みました。

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ピクルスでかすぎる(笑)このbyronはwi-fi飛んでて、しかもロンドンとかにも店舗があるので便利です。

お腹もいっぱいになり、ホテルに帰りました。そこでやっとチェックインです。ちゃんとフロントがいたので、勝手に入って荷物を置いて封筒を盗んだことを謝ると全然いいよという感じでした。で、部屋に帰りまずは年間パスの返却の手配を行いました。返送用封筒に発注コードみたいなのを書き込み、年間パスを入れ、メモ通りに電話すべくフロントに電話を貸してほしいと伝えると快く貸してくれました。で、ちょっとドキドキしながら電話します。とりあえずこちらの名前を伝えたうえで、あなたはダニエルスプーナーですか?と聞くと違うと言われました。あれ?電話番号間違えたかなと思ってすみません番号間違えましたと切りました。というのも、外国人の数字読むの自信なかったのです。(皆さんは少し戻りますが、あのメモの数字きちんと読めますか?)pleas callの後の数字が電話番号ですが、2番目が鬼門です。

きっと7だろう!とりあえずもう一度ゆっくりダイアルしてみました。

もう一度同じ流れで、こちらの名前を伝え、ダニエルスプーナーか聞くと、違うと言われ、どうやらさっきと同じ人がでました。たぶんこの番号であってるなという事がなんとなくわかり、返送用封筒は準備できたことを伝えると、フロントに預けてくれと言われOKということで無事電話を切りました。そしてフロントに封筒を預けると、もう一度電話を貸すからいつ回収に来るのか聞いて欲しいと言われました。言われるがまま、もう一度電話をするも今度は出ない・・・

するともう一度コールしてくれとフロントから言われます。

けっこう待つと、やっと出てくれ、いつ回収にくるか教えてくれと言うと、それはわからないとの事。こちらがフロントは15時以降じゃないと無理だと言うと、明日かもわからないんだと言われ、なぜわからないか聞くと、回収に行く人は自分じゃないからだと言ってきます。電話相手もダニエルスプーナーじゃない人で、回収に来る人は電話相手ですらない?

このへんでよくわからなくなり、相手の英語もほとんどわからなくなって、困っていたら、フロントに代わってくれと言われ、フロントに直接話してもらいました。恐らくticketbisがさらにイングランドの別のエージェントから購入していて、そのエージェントが回収役と電話確認役を別々に設けているんだと思われます。

なんとかこれでうまくいったのですが、電話は難易度が高いことと、自分の予想できない英語ほど聞き取ることは難しいなということがわかりました。

で、電話を終え、めちゃめちゃ感謝の気持ちをフロントに伝えると、この封筒は年間チケットか?と聞かれました。事前にticketbisから盗難の恐れがあるのでホテル側には年間パスであることは言わないようにと言われてましたが、もはやバレバレなのでそうだということを伝え、今日の試合のこと等少し談笑し、電話代と対応してくれたお礼にチップを渡そうとすると、これは受け取れないよと断られました。こちらはとても感謝していることを伝えると、booking.comの評価を良い点つけてくれれば嬉しいと言われ、ああそれだけでいいのかとびっくりしました。そして部屋に戻りシャワーを浴びて寝ました。この時髭剃りを忘れたことに気付き、10日間ひげは伸びっぱなしになりました。

チケットめっちゃ大変やったけどなんとかなってホっとしました。それでは(^^)/

2日目に続く~
↓↓サッカー観戦旅行の知識まとめました!役に立つと思いますので良かったらご一読ください!↓↓

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