ヒスタミンについて

昨日の宣言通り今日はヒスタミンについてかきます。

なんでかというと、僕は車酔いと花粉症が人一倍ひどくて、

それ両方に関わってるのがヒスタミンという物質だったのでそれを調べたいなと思ったのがきっかけです。

ヒスタミンとはなにか?アレルギー症状発症のメカニズム(いろいろネットで調べて勝手な解釈でかいてます)

まずアレルギーを持つ物質(花粉とかエビとか人によって違う)をアレルゲンと呼びます。

アレルゲンが体内に侵入すると、体は有害なものが侵入してきたと感じ、

とりあえず初回はなんでも食べる細胞マクロファージくんにアレルゲンを食べさせます。

マクロファージくんは食べたものの特徴をリンパ球に報告し、次に備えてアレルギー抗体をつくっときます。

で、第2回以降のアレルゲン侵入からはアレルギー抗体:免疫グロブリンEをアレルゲンにぶつけます。

ぶつかると免疫グロブリンEにくっついてる肥満細胞からヒスタミン(炎症を発生させる物質)が放出されてしまいます。

ヒスタミンは全身をうろうろし、各地で炎症を発生させ、それが鼻づまりや目の充血、吐き気などにつながります。

ざーっと言うと、花粉症って

体がアレルゲンはやばいなと勘違いして、炎症起こるけどアレルゲンが暴れるよりはましだろうという判断で起こる症状です。

第一三共ヘルスケアさんのイラストもわかりやすかったので、そちらのサイトも参照して下さいね。

 

ヒスタミンイメージ

 

 

では花粉症を抑える薬とか食品って?

下の4種類の対策があります。

①免疫グロブリンEを作りにくくする(しょうがたべるetc)

②ヒスタミンの動きを鈍らせる(玉ねぎたべるetc)

③ヒスタミンを分解促進する(大根たべるetc)

④ヒスタミンを体内にいれない(マスクする・チョコやコーヒーなどのヒスタミンを多く含有するものを食べないetc)

よく花粉症の対策は複数組み合わせると良いと言いますが、

上記の4種類の目的別に干渉しない方法を取ることで効果を最大化させるということなんでしょうね。

で、薬は①~③の効果がある抗ヒスタミン薬です。

車酔いとヒスタミンの関係は?

前回記事の車酔いの原因となる情報のずれのせいで脳がヒスタミンを放出してしまい、

ヒスタミンが嘔吐中枢で炎症をおこしておう吐させてしまいます。

乗り物酔いの薬は抗ヒスタミン薬でヒスタミンの働きを抑えるものです。

他にもあるの?

蚊に刺されると、刺された場所で肥満細胞からヒスタミンが分泌され、

血管を拡張させます。

これは血管から白血球が出やすくすることで、刺された病変を防ぐ防衛機構です。

基本的に

腫れる=道を広くして白血球やらマクロファージといった戦闘員達を現地に届けやすくするということらしいです。

同じハチに2回刺されたら死んでしまうことで有名なアナフィラキシーショックも大量にヒスタミンが分泌されてしまって起こる現象で、

なぜ2回かは初回マクロファージが対応、2回目抗体対応だからです。

このようにいたるところで生活に関係ある超重要なヒスタミンについて詳しくなれて良かった!

それでは(^^)/

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