科学のおもしろさ、野菜の苦さ

こんにちは。

僕は一応大学まで理系にいて、全然勉強わからんかったんですが、そんな僕でも理系行って良かったなと思えるエセ知識のご紹介です。これだけ知っておくと日常を適当に科学することができて、世界が少しだけわかったふうな気がします。

それは下の2つです。

○ルシャトリエの原理

○エネルギー保存の法則

ルシャトリエの原理

wiki読むとわけわからんので、こう考えます。

世界は平衡(安定)に向かう

何のことかと言いますと、例えば①あったかいものとつめたいものをくっつけると中間ぐらいの温度になる②気圧は高い方から低い方に風がふく③濃度は均一になりたがる、全部この原理に従います。

①ですが、温度=物質の運動エネルギーなので、あったかいもの=スピードがはやいボールの軍団で、冷たいものがスピードの遅いボール軍団とイメージするとわかりやすいです。方向の概念無視して、早いボールと遅いボールがぶつかったら早いボールは遅くなって、遅いボールは早くなって、結果中間的な速度のボールだらけになる→平衡状態になる。

※これはエネルギー保存と両方関係ある現象ですね。

②ですが、気圧は空気の圧力と言いますがスーパーイメージつきにくいので、空気を人に変えて考えます。気圧が高いエリアをぎゅうぎゅうの電車の車両、低い方を空いてる車両だとイメージし、ぎゅうぎゅうから空いてる方へ人が移動することで風が吹く、結果どの車両も同じぐらいの乗車率になる→平衡状態になる。

③濃度は気圧とほぼ一緒です。液体の中で満員電車の現象おこるだけ。

でどう役に立つのかというと、例えばトラックが自分の近くを通ったら風が吹くのはなんでだろう?と不思議に思ったときに、トラックがトラックの前のエリアの空気をどかすことで、そのエリアの気圧が下がる(車両スカスカになる)ので、周りの空気(②でいう人)が穴埋めに移動することで風が吹くということが推測できるようになります。だから、トラックが通りすぎた後に風が吹くのかとわかります。

エネルギー保存

小学校で習いますけど、覚えてますでしょうか。

エネルギーは必ず消えたりしないで、何かの形で存在し続けるというものです。

例えばヤンキーのバイクの爆音=音エネルギーは、ガソリンを燃やす熱エネルギーの一部を消費して発生させてるので、同じ性能だったら音がなるバイクの方が燃費は悪いことがわかります。

ぬるいお茶に氷いれてかき混ぜたら、かきまぜた運動エネルギーはお茶の温度に変わる(これ自体は足ひっぱる結果)けど、混ぜることで氷に触れるぬるいお茶の表面積を増やす(①でいうボールがぶつかる事故をおこしやすくする)ことで、早く平衡化されて結果氷とお茶の中間温度になることを早めます。

 

僕は科学を感覚的にわかるもの数式的にわかるものとに分類できると思ってます。(厳密には全部数式で表現できると思いますが)上記のことは物質を人やボールに見立てるかなり感覚的な見方です。

数式的にわかるものは例えば摩擦力の公式F=μNです。

ゆるく解釈すると

動かすのに必要な力Fは、物質によってちがう摩擦係数μと垂直抗力N(質量×重力加速度)の掛け算だよー

この式によって、斜面に置いた荷物はその素材重さによってすべり落ちる度が変わることがわかるのですが、これは式覚えないと理解しづらいです。

何が言いたいかというと、感覚的な科学は面白いし数式科学より簡単なので、理科は全部苦手と思わず、この部分は面白いけどここは難しいというような物事の捉え方が大事だということです。

 

全部苦手イメージを一部苦手イメージに変えるってすごい大事な考え方で、僕は子供のころ野菜ほぼ全部嫌いだったんですが、今はほとんどの野菜を食べることができるようになったのもこの考え方のおかげです。

嫌いだと思っていたナスやピーマンがおいしく調理された料理として食べる経験をすることで、このナスはおいしい、このナスはおいしくないという考え方に変わったことで、僕の好き嫌いは激減しました。

何かの参考になれば幸いです。

それでは(^^)/

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