2023年3月7日docomoから発売したhome 5G端末HR02をご存知でしょうか？
前作HR01も速度・安定性・設置の容易さで評判が良かったんですが、さらに進化して登場しました！
home 5G全般の話から、前モデルHR01の比較してHR02がどう凄いのかと口コミレビューも紹介していきますよ！
INDEX
HR02の基本性能HR01との比較！
前のモデルと見た目がそっくりですが中身は進化してます！前モデルや料金プランの解説はコチラです↓↓
それではまず前モデルHR01との数値的な比較を行っていきましょう！
| スペック | HR01 | HR02 | |
| 発売日 | 2021年8月27日 | 2023年3月7日 | |
| サイズ | 約W95×D95×H170mm | ||
| 重量 | 約720g | 約847g | |
|
通信方式 |
5G(NSA) | 受信最大4.2Gbps/送信最大218Mbps | |
| 4G(LTE) | 受信最大1.7Gbps/送信最大131.3Mbps | ||
| 通信方式 （端末側） |
IEEE802.11a | 最大54Mbps | |
| IEEE802.11b | 最大11Mbps | ||
| IEEE802.11g | 最大54Mbps | ||
| Wi-Fi4 2.4GHz |
最大300Mbps | 最大600Mbps | |
| Wi-Fi4 5GHz |
最大300Mbps | 最大600Mbps | |
| Wi-Fi5 | 最大867Mbps | 最大3467Mbps | |
| Wi-Fi6 2.4GHz |
最大573Mbps | 最大1147Mbps | |
| Wi-Fi6 5GHz |
最大1201Mbps | 最大4804Mbps | |
| 有線LAN | 2.5GBASE-T | × | 〇 |
| 1000BASE-T | 〇 | 〇 | |
| 100BASE-TX | 〇 | 〇 | |
| 同時接続台数 |
65台 |
66台 （Wi-Fi：64台／ 有線LAN：2台） |
|
| Wi-Fi EasyMesh対応 |
× |
〇 | |
| docomo online価格 |
39600円 |
71280円 | |
| 月々サポート割引額 |
1,100円×36回 |
1,980円×36回 | |
この表を見ると大分わかってきますね！
注目すべきは「通信方式（端末側）」のWi-Fi4~6の速度が２倍～４倍に向上している点です！
さらにはWi-Fi EasyMesh対応による１フロア以上への拡張性向上も素晴らしいです！
有線ポートに2.5GBASE-Tの高速通信対応でビジネスユースでの使用も現実的になりましたね！
何がどういうことなのか次の章で解説しますね！
通信方式（ネットワーク側・端末側）の速度はどういう意味なの？
通信方式（ネットワーク側）というのはドコモの電波塔～親機（今回だとHR01やHR01の事）の速度の事です。
通信方式（端末側）は親機（home 5G）～子機（スマホやパソコン等）の速度の事です。
もう一度最初のHR01とHR02の比較表（右がHR02です）を見てみます。
通信方式（端末側）がHR01に比べてHR02が２～４倍になっていて、home 5Gルーター～子機間のやり取りがかなり向上しているという意味なんですよね！
理論値のスペックは倍以上早くなっているので、とんでもない事です！
細かい事ですが、ネットワーク側の速度を端末側の速度が上回る事はない（できない）です。
ドコモの電波塔と親機は５Gでやり取りし、親機と子機はWi-Fi6でやり取りし、そろぞれが別の電波だからこのように理論値が異なる表記になっています。
最後ほとんどよくわからなかったけど、２倍以上速くなった事だけわかったね！
Wi-Fi EasyMesh対応とは？
そもそもお家のWi-Fi環境整備におけるメッシュWi-Fiとは、親機から最適な経路で中継器（子機）を選択し自動的に切り替わる仕組みの事です。
この時、子機は親機の設定を引き継ぐので、最初に設定をしておきさえすれば、複数のチャンネルを登録する必要もないし、別のエリア（部屋・フロア）へ移動した際に、手動で何か操作を行わなくともスムーズに切り替えが行われますよ！
このメッシュWi-Fi環境を構築する際、以前までは親機・子機は同じメーカー・同じ機種同士でないといけなかった（メーカーごとに独自規格だった）のが、easy mesh対応というWi-Fi Allianceが共通規格として各メーカーがそれに対応させるようになってきました。
これによってHR02（sharp製）でもバッファロー等の子機（easy mesh対応の商品）を設置して、電波が遮蔽されているエリアへ中継して安定的な電波を届けるmesh Wi-Fi環境作成が可能になりました！
メッシュWi-Fiでは手軽さと電波の安定性ではメリットがありますが、最大通信速度を出す事は困難になり、１台１台が分散してしまう点と、ルーター類の価格が高価格である事がデメリットとして挙げられます！
w-Fi easy meshについて詳しくはコチラも参照ください。
Easy meshの設定方法はコチラ
１つ増えたLANポートの2.5GBASE-T対応って何？
これ↑がHR02の背面になりますがLAN 2.5Gの表記がありますね！
従来の1Gbpsに加え、高速の2.5Gbpsにも対応になりました！
これによってオンライン会議や高画質の動画視聴などとことん安定させたい時でも使用できるスペックが追加されましたよ！
HR02の前モデルとの進化やメリットをご説明しましたが、最後にHOME 5G全体の基本知識をおさらいしておきましょう！
HOME 5Gの基本知識復習！
docomo HOME 5Gは２機種ありますが、どちらも１つの料金プランのみで、4950円/月（税込）になります。
ご家族のdocomoのギガプランのスマホ料金から永年最大1,100円/月（税込）を割り引ける「home 5Gセット割」も利用できますよ！
HOME 5Gの最大のメリットは工事不要でコンセントに挿すだけの超絶簡単設置ですね！
そして通信は5G対応で、データ量も無制限です！
同時に最大66台接続可能なので、1つあれば複数人の使用もある程度はまかなえます！
もちろんUQやSoftBank Airに楽天等他社でも同じhome Wi-Fi系のサービスはありますが、docomo Home 5Gだけがdocomo本ブランドのプラチナバンドと呼ばれる安定性のあるバンドに対応しているので、速度も安定していますよ！
以下はHR01でのみんなのネット回線速度直近３か月の結果を表にまとめた物です。
| home ルーター |
平均PING |
平均下り速度 (Mbps) |
平均上り速度 (Mbps) |
| docomo home5G HR01 |
50.86ms | 212.15 | 20.84 |
| UQWiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L12 |
45.79ms | 108.28 | 20.19 |
| SoftBank Air | 45.63ms | 76.31 | 8.15 |
| Rakuten turbo | 47.56ms | 77.61 | 31.35 |
ビジネスでなく、一般ユーザーで重視されやすいダウンロード側の速度が圧倒的に早いですね！
もちろんベストエフォート方式で参考値ではありますがtwitterの口コミ等でも同じような意見は容易に見つけられますよ！
みんなのネット回線速度のHR02のサンプルが集まる３か月後だとさらに差が開いてそうで楽しみです！
home 5Gは現在、年代ごとに異なる還元額のキャンペーン中なので、そもそも実質０円商品なのに追加でｄポイント還元ももらえちゃいますよ！
