こちらは気になったニュースに、個人的な意見を書いていくコーナーです。
第1回は移籍金高騰時代の昨今にチーム強化の為に何が重要なのか、世界的クラブチームであるバイエルンミュンヘンの答えが書かれた以下の記事です。
✒コラム✒
🇩🇪#バイエルン🇩🇪
ネイマールの“クレイジーな”移籍劇に対するバイエルンの答え…踏み出した新たな一歩#バルセロナ #ネイマール #PSG・踏み出した一歩とは?
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— Goal Japan (@GoalJP_Official) August 29, 2017
この記事を要約すると、
◇ネイマール1人の移籍金約290億円の1/3以下の90億円でバイエルンキャンパスというユースアカデミーを創設した
◇バイエルンキャンパスでは優れたサッカー選手だけでなく、優れた人間を育てる
◇狂った移籍金で海外のスターを引っ張ってくるのではなく、自クラブでドイツ人を育て上げることがトロフィーを獲得する方法だと考えている
以下に意見を述べていきます。
【ネイマールの移籍金にはらむ3つのリスク】
〇活躍できない可能性がある
ネイマールがいかに優れている選手でも、活躍できると決まっているわけではありません。活躍できたとしてもせいぜい5年前後でしょう。もしかしたら大きなケガをしてしまうかもしれません。もちろんチャンピオンズリーグ制覇を達成するレベルの偉業が成されたなら移籍は成功と呼べるかもしれません。
〇また出ていく可能性がある
あくまで報道されている情報だけですが、ネイマールはバルセロナのフロントが気に入らないので退団に至ったのが濃厚とされています。移籍先のPSGでもフロントとうまくいかない可能性も十分あるでしょう。
〇スタメンの起用を誤る可能性がある
ビジネスとは異なり、スポーツ界ではスタメンの座というものがあります。ベイルの時も言われていた事ですが、高すぎる移籍金のせいで、ネイマールの調子やパフォーマンスとは別の、「高い金を払っているのだから使わなければならない」と誤ったスタメン選択をしてしまう可能性があります。
これが発生してしまうと、他の選手のモチベーションは激減してしまい、チーム全体の雰囲気を壊してしまいます。
一人よりチームを優先しなければサッカーはうまくいかないスポーツなので、今回のような移籍金は「夢のある金額」というより、「リスクのある狂った金額」という見方になるのではないでしょうか。
【アカデミー創設の3つの効果】
〇バイエルンミュンヘンのパワーアップ
立地や環境面でこのバイエルンアカデミーはとても優れているそうで、このユースアカデミー創設がネイマール1人の移籍金の1/3で実現でき、このお金で将来のスター候補を作り、2年に1人のペースでトップチームにユースから選手を送り出すことを目標にしています。
これにより、優れたドイツ人を適正価格で手に入れることができ、健全経営と着実なドイツ人枠確保につながり、バイエルンミュンヘンはますますチーム力を増すでしょう。
〇ドイツサッカーアカデミー界のレベルアップ
このアカデミーの失敗や挑戦によってドイツのサッカーアカデミー界のレベルの引き上げが起こり、ドイツサッカーがさらに発展する可能性があるでしょう。
〇ドイツ代表・ドイツブンデスリーガのレベルアップ
バイエルンユースから、バイエルンや他のトップチームに羽ばたく選手が出てくれば、優れたドイツ人が増加し、リーグレベル・代表チームのレベルが増加し、国として強くなっていくでしょう。
まとめ
選手補強よりアカデミー作れという視点に寄った記事でしたが、本当にお伝えしたいのは、世界一急成長しているドイツのやっている事をもっと日本も真似していこうよという事です。
実際にはネイマールはデビュー戦でしっかりと結果を出していたので、選手のクオリティに疑問はないでしょう。そしてPSGのメンバーを見ると
レイナ?・チアゴシウバ・キンベンベ・ダニアウベス・ヴェラッティ・ルーカスモウラ・チアゴモッタ・ディマリア・ドラクスラー・パストーレ・カバーニ・ネイマール・ムバッペetc
凄まじいビッグネームがそろっていますね。
他にもグッドプレーヤーが多数いて、そもそも国内リーグ無双している現状だと、チャンピオンズリーグ制覇できるのか今シーズン注目のチームの1つであることは間違いないでしょう。
それでは(^^)/